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【歯を良い状態で残すための方法】挺出と歯冠長延長術とは?

こんにちは! 院長の矢川です!

今回は挺出と歯冠長延長術という治療についてお話ししたいと思います。

一度治療した歯が再度むし歯になり、再治療を繰り返すと歯の量がだんだん少なくなってきます。歯がどれくらい残るかを予測する際に歯茎(歯肉)から出ている歯の高さ、厚みがどれくらいあるかがポイントとなります。歯茎より上に十分な歯の量がない場合、歯にヒビが入ってしまう(歯根破折)リスクや被せ物が外れるリスク、歯周病が進むリスクが大きく、その歯の予知性は悪くなり、抜歯が必要な場合があります。

根管治療後の歯では、被せ物で残っている歯を抑え込むことで歯根破折を防ぐ効果があります。これを帯環効果(フェルール効果)と言います。歯肉の外に出ている歯の高さが2mm以上必要と言われています。

しかし、再治療を行う歯では歯の厚みが十分残っていても高さがない歯がよく見られます。このまま治療をしても予知性は低いままで将来的にトラブルが生じるリスクは大きいままになってしまいます。

その際に挺出歯冠長延長術を行うことで、歯肉より上に十分な歯を確保することで良い状態で被せ物を装着することができます。

挺出とは?

矯正的に歯を上方に引っ張り、歯肉より上に健康な歯を出す処置になります。


歯冠長延長術とは?

歯肉と歯槽骨を外科的に調整し、歯肉より上に健康な歯を出す処置になります。

歯の状態によりますがこの二つの処置を組み合わせることで歯の高さが少ない歯をより良い状態にでき、被せ物が長持ちしやすくするようにします。

実際の処置を行ったものを見ていただきます。

被せ物を外すと歯肉の上にはほとんど歯の高さはない状態です。

今回は挺出と歯冠長延長術を行い、歯の高さを歯肉より上に出し、被せ物をすることになりました。

挺出と歯冠長延長術を行いました。(歯冠長延長術は外科処置になりますので出血を伴います。そのため画像の色調を変更しています。)*この間、前歯に関しては仮歯を入れて日常過ごしていただいております。

術後3ヶ月後の状態になります。緑のライン間(青い矢印)の茶色い部分が歯の部分になります。歯肉より上の部分に歯が出てきており、被せ物を装着する際にしっかりご自身の歯の部分を含めて被せることができる状態になりました。
この後、最終的な被せ物の型取りをしていくことになります。

豊田駅やがわデンタルオフィスではご自身の歯をより長く使っていただけるよう様々な治療方法についてご提案させていただき、しっかりとご説明、ご相談をさせていただきます。歯に関してお悩みの方はお気軽にご相談ください。

・費用

(処置部位の範囲・本数により変動いたします)

歯冠長延長術:¥55,000~ (処置部位の範囲・本数により変動いたします)

(処置部位の範囲・本数により変動いたします)

・治療期間

挺出:3ヶ月〜 *歯の状態により異なります

歯冠長延長術:1回 手術後3ヶ月ほど術後の治癒状況を経過観察します

・効果

歯肉より上に健康な歯を出すことによりトラブルを起こしにくくなります。

歯槽骨に埋まっている歯根の長さが短くなります。元々、歯根が短い場合は適応外になります。




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