2024.12.01
なってもすぐには痛みが出ない!? むし歯治療
こんにちは、院長の矢川です。
前回のブログではむし歯の特徴について説明させていただき(https://www.yagawa-do.com/blog/歯を失う2大原因%E3%80%80むし歯の特徴とは?!/)、
むし歯は【初期では痛みが出ない】という特徴があることをお話しさせていただきました。
むし歯で痛みやしみなどの症状が出てくるのは歯の中の神経(歯髄)に近くなり、神経に細菌感染が生じ始めてからになります。
初期の状態では、痛みやしみはなく、気づきにくい場合の方が多いです。
今回は実際に初期のむし歯で治療を行なったケースをご覧になっていただきたいと思います。
詰め物が欠けた気がするということでご来院された方になります。
一見すると特に問題ないように見えますが、レントゲン写真を撮ると詰め物の下にむし歯があることがわかりました。そのため治療を行うことになりました。
詰め物を外すと中にむし歯があることが確認できます。むし歯かわかりにくい部分にはむし歯を染め出す特殊な液を使い、青く染め出しています。むし歯の部分をしっかり除去し、詰め物を行なっていきます。今回は再治療のリスクを最小限にしたいとのご希望がありましたため、唾液や汚れが入らないようラバーダム防湿をし、ご自身の歯と同じような形を再現するダイレクトボンディング治療にて治療を行いました。
治療後は症状もなく、良好な経過とのことでした。
症状はなく、一見すると問題ないように見える歯でもこのようにむし歯が潜んでいる場合があります。
定期的な検診やレントゲン写真を撮ることによって自覚症状のないむし歯を発見することができます。むし歯が進行してからだと歯の寿命が短くなってしまいます。
しばらく歯医者に通われていない方、定期的な検診を受けられてない方はぜひ1度検診を受けていただくことをお勧めします。
また当院ではダイレクトボンディングをはじめ、再治療のリスクを少なくする治療方法のご提案をさせていただくことができます。ご興味のある方はぜひご相談ください。
東京都日野市豊田の歯医者・歯科
豊田駅やがわデンタルオフィス
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