豊田駅やがわデンタルオフィスの矯正治療への考え方
今回は豊田駅やがわデンタルオフィスにおける矯正治療の考え方に関してお話しさせていただきます。
みなさまは矯正治療と聞くとどんなイメージをお持ちでしょうか?
「見た目を綺麗にしたい」が一番多いと思います。
矯正治療を行うことにより歯並びが綺麗に揃い、見た目は綺麗になります。
しかし、矯正治療は歯並びを綺麗にすることだけが目的ではありません。
歯並びを整えることで、見た目を美しくすることだけではなく、歯の位置が適切になることで、歯ブラシやフロスなどによる清掃を行いやすくなり、口腔内を健康に保つための環境づくりにつながります。
また、歯を失わずに長く使うためには、前歯だけではなく、奥歯を含めた咬み合わせの安定も重要です。
当院では、歯並びを単なる「見た目」の問題として捉えるのではなく、
「その歯を10年、20年、さらにその先まで守るためには、どのような環境が必要なのか」
という視点から考えることが大切だと考えています。
歯並びをまっすぐにするだけでなく、上下の前歯・奥歯がバランスよく噛み合うことで、歯の寿命に影響を及ぼし、良い健康状態を保つ大きな一因となります。
ただ歯を真っ直ぐに並べてもバランスよく噛んでいなければトラブルの原因となるため、機能を考えた矯正治療が必要になります。
【8020運動から見える歯並びの影響】
8020運動(80歳で20本自分の歯を残す)の調査結果および2005年のMiyazakiらの報告(https://doi.org/10.1111/j.1741-2358.2005.00076.xDigital Object Identifier (DOI))によれば80歳で20本以上の歯を保っている方の状態を見ると良好な咬合状態(噛み合わせ)を持つ方が多いという結果が示されています。特に上下の犬歯(糸切り歯)の位置関係が適切な状態(犬歯関係Ⅰ級)であると約70%で20本の残存が認められます。
逆に以下の状態は達成率は低いことが示されています。
反対咬合(上下の噛み合わせが逆関係):1.4%
開咬(前歯が噛んでいない):1.4%
上顎前歯部叢生(上の前歯がガタガタ):3.9%

歯並び、噛み合わせは歯を長く使い続けるための重要な要素のひとつになります。
自分の歯で食事を楽しみ、しっかり噛み、自然に笑えること。
そのためには、歯の本数だけでなく、歯周組織、歯並び、咬み合わせ、そして日々のメインテナンスを総合的に考える必要があります。
「歯を残す」から、「生涯、機能する歯を守る」へ。
当院では、現在の状態だけでなく、10年後、20年後の口腔環境まで見据えた治療とメインテナンスを大切にしています。
当院での矯正治療のBefore&Afterを提示させていただきます。


上下の歯のガタガタが治っただけでなく、開咬状態が改善され、上下の前歯と奥歯がバランスの良い噛み合わせになっています。
将来的にも予知性のある状態に治療を行うことができました。
当院では認定医による矯正治療を行っております。また治療の繰り返しや歯並びに起因するトラブルに関しては補綴医と矯正医で連携し、包括的治療を行います。
歯に関するお悩みのある方はぜひご相談ください。
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【治療情報】
20代 女性
主訴:歯並びが気になる
費用:基本料¥825,000(分割可能)、調整料¥5,500/回
期間:約2年
副作用・リスク:歯茎のさがりが生じる可能性があります。
後戻り防止のため治療終了後、保定装置の装着が必要になります。
メインテナンスにより口腔内の維持が必要になります。
監修者

豊田駅やがわデンタルオフィス 院長
日本大学歯学部卒業後、同大学大学院にて博士号を取得。大学病院の補綴科(被せ物の専門外来)にて助教を務め、セラミックスに関する研究や臨床経験を積む。その後、都内歯科医院での勤務を経て、2023年に豊田駅やがわデンタルオフィスを開院。日本補綴歯科学会、日本口腔インプラント学会、5-D Japanに所属し、高い専門性を活かした精密な歯科医療を提供している。特に、再発を防ぐための根本原因の追究と丁寧なカウンセリングを重視し、「納得できる治療」を通じて地域の幅広い世代の健康をサポートしている。
【略歴】
- 2013年 3月 日本大学歯学部 卒業
- 2018年 3月 日本大学大学院歯学研究科 修了 博士号取得
- 2018年 4月 日本大学歯学部歯科補綴学 第Ⅲ講座 助教
- 2019年 4月 松本デンタルオフィス / レイス歯科クリニック 勤務
- 2023年 9月 豊田駅やがわデンタルオフィス 開院
【所属学会・資格】
【論文・学会発表】
- Shear bond strength of a denture base acrylic resin and gingiva-colored indirect composite material to zirconia ceramics
Journal of Prosthodontic Research (2017年4月) / 著者: Kei Kubochi, Shogo Yagawa 他
概要: ジルコニアセラミックスに対する義歯床用アクリルレジンおよび歯肉色間接コンポジット材料のせん断接着強さを評価した研究。 - Effect of framework design on fracture load after thermal cycling and mechanical loading of implant-supported zirconia-based prostheses
Dental Materials Journal (2018年1月) / 著者: Futoshi Komine, Shogo Yagawa 他
概要: インプラント支持型ジルコニアベース義歯において、熱サイクルおよび機械的負荷後の破折荷重に及ぼすフレームワーク設計の影響を評価した研究。 - Effect of priming agents on shear bond strengths of resin-based luting agents to a translucent zirconia material
Journal of Prosthodontic Research (2018年4月) / 著者: Shogo Yagawa 他
概要: 透過性ジルコニア材料に対するレジン系合着材のせん断接着強さに及ぼすプライミング剤と熱サイクルの影響を評価した研究。 - Bond strength of CAD/CAM-manufactured composite resin and ceramic veneers to a zirconia framework
Journal of Oral Science (2019年) / 著者: Fumiaki Kimura, Shogo Yagawa 他
概要: ジルコニアフレームワークに対する、CAD/CAMで製作されたコンポジットレジンおよびセラミック前装材の接着強さを調査した研究。




